おこめセミリタイアブログ

30代でサラリーマンを早期退職、現在は個人事業と投資でセミリタイア中の一般人です。

サラリーマン時代の振り返り~新卒入社編

こんにちは。おこめと申します。

よろしくお願いいたします。

 

サラリーマン時代を振り返る

早期退職した理由を自分なりに分析するにあたり、まず過去を振り返る必要があります。

何故サラリーマンとしての生き方がストレスだったのか、改めて確認する作業です。

なお、これまでに在籍した企業数は合計6社で、数年置きに転職をしています。

転職に対する考え方や方法についても、いつか綴りたいと思います。

 

新卒入社、サラリーマンデビュー

私も多くの人と同じで、学校(大学ではなく専門)卒業後、新卒で就職しました。

元々PC弄りが好きで、IT業界やプログラミングに興味があり、IT企業に入社しました。

 

ですが、IT企業というイメージだけが先行し、その実態や業界について無知でした。

入社した企業は所謂SES(システムエンジニアリングサービス)の会社だったのです。

簡単に説明しますと、自社の社員を客先の企業に派遣し、開発を行う業態を指します。

 

私はそんな業態がある事も知らず、当時は社内で開発するんだと勝手に思っていました。

しかし新卒で未経験でしたので、まずは自社で研修から始める事となりました。

研修制度があるなんて良い会社に入ったものだと、その時は喜んでいました。

 

しかし研修とは名ばかりで、新入社員は配られた教本1冊を読む、タイピングを練習する、

業務内容も分からないまま、会議には参加すると言った日々を繰り返すものでした。

教本は1週間もあれば読み切りますし、その内容も専門学校レベル以下のものでした。

タイピングはブラインドタッチが可能でしたし、プログラミングだって出来るのに、

何の為に自主勉強?そもそも業務内容に沿った勉強の方がいいのでは?

(今思えば入社後、一度も業務内容の説明を受けた記憶がありません)

そう考えながら3カ月間、毎日暇でどうしようかと思っていました。

 

上司や先輩は客先常駐しているので、自社に帰ってくる事がありません。

唯一会議の日は社員が揃いますが、あくまで会議の為であり新人の為ではありません。

そして会議自体も0時過ぎる事もしばしばあり、その間新入社員は聞き続けるだけでした。

これがサラリーマンとして働く事?・・・日に日に意気消沈していった記憶が蘇ります。

 

そして3ヶ月で退職

結局、新入社員同士で結託し、たった3ヶ月で私含め全員が退職する事になりました。

まだ働いてもいないのに!と怒られましたが、ここにいても無意味と感じたのでしょう。

サラリーマンをある程度経験した今からすると、物凄く我儘で軽率な考えでしたが、

恐らくその会社で感じた事は間違っていなかったと思います。

後日未払いの残業代を取り返すべく、新入社員皆で労働局へ行ったのは良い経験です。

 

無職、無くなるお金

3ヶ月で最初の会社を辞め、その間に稼いだ数十万円を切り詰めながら生きていく。

いくらなんでもそれは無謀というものです。

とりあえず日雇いバイトで食い繋ぎつつも数カ月で貯金は枯渇し始め、どん詰まりに。

社会に出て初めて絶望というものを感じた時でした。

次回はこの事について詳しく綴ります。

 

 本日もご購読いただきありがとうございました。