おこめセミリタイアブログ

30代でサラリーマンを早期退職、現在は個人事業と投資でセミリタイア中の一般人です。

セミリタイアした人間の住居

こんにちは。おこめと申します。

よろしくお願いいたします。

 

これまでの住居

今回は住居について綴ろうと思います。

私は資産運用の一環で不動産投資に興味を持ち、色々と調べて勉強しています。

(持ち家 vs 賃貸とか、戸建て vs マンションとか、そういう話題も好きです)

 

ですが、実際に不動産投資はしておらず、今後もする予定はありません。

株式のようなペーパーアセットと違い、実物の不動産はハードルが高いと感じました。

また、不動産投資がしたいというより、不動産投資の勉強が好きなだけかもしれません。

 

ただそのおかげもあって、色々と不動産の知識を習得できました。

自分の住居も言わば不動産投資ですから、少し知識を持っていると柔軟に立ち回れます。

特にセミリタイアした人間にとって住居は、大事なファクターかと思います。

 

セミリタイア後の住居について語る前に、これまでの住居についてお話します。

私は多くの人たち同様、実家、賃貸、持ち家を経験してきました。

 

・実家

 社会人になった後も、20代の大半を過ごし、その間に貯金に励みました。

 月3万円を実家に入れていましたが、それ以上のコストがかからず助かりました。

 親が許してくれるなら、実家に住むのは十分アリだと思います。

 (ですが親への負担を考えて、何でもいいので家事手伝いはしましょう。

  今になって料理と洗濯を任せていた事が恥ずかしい。親に感謝です)

 

・賃貸その1 ワンルームのRC造マンション

 新卒入社を機に借りました。1年間居住。

 4畳半ワンルームで月7万円、ユニットバス、洗濯機屋外の古いマンションで、

 周りの騒音や治安の悪さ、郊外で通勤も不便と、悪条件の方が目立つ物件でした。

 何故そこを借りたのか、今思えばいかに自分が無知だったかを戒める住居でした。

 

・賃貸その2 1DKのRC造マンション

 1回目の転職を機に借りました。3年間居住。

 10畳1DKで月5万円、トイレ風呂別、洗濯機屋外の古いマンションでしたが、

 職場の近くにあり、実家を出て、徒歩通勤を実現する為に借りました。

 広さの割に家賃が安く、交通網も発達していたので便利な住居でした。

 

・持ち家 3LDKの新築マンション

 2回目の転職を機に買いました。5年間居住。

 初めての新築マンション、綺麗で広くて設備も充実、駅からも徒歩5分と最高でした。

 ですが、新築には不動産会社の利益が乗り、住宅ローンで金利と共に支払います。

 月々の返済額は月7万円、これに修繕積立金、管理費、固定資産税が月3万円。

 お金に余裕があれば夢の住居ですが、実際は35年間強制サラリーマン装置でした。

 良くも悪くも給料アップを考えさせられ、3回目の転職に踏み切れました。

 (持ち家は大変ですが、人生一度はマイホームを持つ経験、良いと思います)

 

現在の住居

4回目の転職で生活圏を大きく変える必要があり、その際に持ち家を売却しました。

アベノミクスの波に乗れたおかげか、購入価格より高値で売れました。

(マンション売却については、また別の機会に)

 

そして現在は、新たな生活圏に移り住み、その圏内で数年置きに引っ越ししています。

凡そ以下の条件で賃貸を借りています。

 

・賃貸その3以降 2DK~3DKのRC造マンション

 月6~9万円、トイレ風呂別、洗濯機屋内の古いマンション。

 (一度だけ新築木造アパートも借りましたが、近隣からの騒音に悩まされ引越)

 移住直後は、通勤の為に都市部に近く、家賃の高い場所に住んでいましたが、

 セミリタイアを機に郊外に移住し、家賃を安く抑えるようにしています。

 

セミリタイア後、特にリモートワークが可能な方は自由度が高いと思います。

PCとインターネットがあれば仕事が出来ますし、通勤の必要が無いからです。

たまに都市部へ出る事を考慮して、車が必須になるような郊外は選びませんが、

東京なら23区外、埼玉、千葉、神奈川。大阪と福岡なら市内でも安い物件があります。

 

私は元々人混みが苦手で、都市部より郊外の方が好きです。

これまでの賃貸も殆どが郊外です。家賃は安いですし、場所によっては自然も多いです。

近所にスーパーやコンビニがあれば十分ですし、電車が利用出来る範囲で選びます。

 

今後の住居

持ち家を売ってからこれまで、ずっと賃貸で暮らしてきました。

サラリーマンでも不安定な時代、転職(移住)が必要だと思ったから。

セミリタイア後、継続して仕事を受けられるか分からないと思ったから。

セミリタイア出来るくらいの資産はあっても、資産の目減りを考えたから。

様々な不安もありますが、何より気軽に住む場所を変えられる利点を評価しています。

 

ただ個人事業主になって痛感したのは、住宅に関する手続きが圧倒的に不利な点です。

賃貸を借りるにも、サラリーマンのような信用が無く、様々な証拠書類が必要です。

持ち家を買うにも、同じ理由でローンは借りづらく、借りられても少ない金額です。

 

上記に加え、年齢を重ねるにつれ何かしらの不自由が出てくるかもしれません。

住宅ローンは借りられないでしょう、高齢になると家も借りられないかもしれません。

それでもセミリタイアの自由度を活用して、色々な所に住んでみたいと思い始めました。

それこそ、いつかは海外も良いかもしれません。

 

そして、まだまだ検討中の段階ではありますが、将来的には資産が増えた段階で、

また持ち家を一括で購入するのも良いかと考えています。

その将来が5年後なのか、10年後なのか、老後なのか、これは運用次第でしょう。

老後だったら、持ち家購入ではなく高齢施設への入所になるかもしれません。

 

その時になって、日本の人口、住宅価格、空き家問題など全く予想が付きませんが、

今は気軽な賃貸で柔軟に対応しつつ、いつかは理想の住居で生きていきたいです。

 

 本日もご購読いただきありがとうございました。