こんにちは。おこめと申します。
よろしくお願いいたします。
サラリーマン時代の働き方
私はこれまでずっと（ほぼ）無計画のまま退職と転職を繰り返していました。
転職時には前向きな理由を取り繕って励みます。鉄板ネタのようなものです。
・新しいスキルを学び、成長し挑戦し続けたい。
・より給料水準の高い業界、企業に入りたい。
決して噓偽りは無いのですが、でも実際は退職時の後ろ向きな理由が先にあります。
人間誰しも好きになる理由は無いけど、嫌いになる理由は有るというじゃないですか。
・仕事はつまらない上に長く辛い。締切に追われる中、色々と言われストレスばかり。
・多くの人との関わり合いにも心が摩耗する。常に他人と隣り合わせの騒々しい社会。
・上司を見て、いずれ自分がそのポジションになると思うと希望と気力が湧かない。
そういう事を何度も繰り返して、結局サラリーマンに向いてないと悟りました。
待遇は30代以降どんどん改善していきましたし、決して悪い環境ではなかったです。
むしろ会社が潰れない限りは、このまま定年まで居られるような会社もありました。
でも、根本的にサラリーマン特有の働き方に合ってなかったのです。
以下のような会社ありきの生き方に疑問を持ち、会社に振り回されたくなかった訳です。
・朝早く起きて、スーツに着替え、髪をセットし、家を出る。
・満員電車でスペースを確保する為、何本か電車を見送る。その為30分前に駅に着く。
・1時間の通勤、駅から会社の間にコンビニへ寄り、朝食のパンを頬張りつつ会社に到着。
・最低8時間の労働が始まる。無駄で長尺な会議の合間に自身の業務を進める。
・日によっては訪問や出張で1日潰れ、帰社後も資料や議事録作成、生産性は皆無。
・忙しくてあっという間に定時、でも社員は一向に帰らず残業は当たり前。
・朝と同じルートで帰宅、風呂と晩御飯を済ませたら、寝るまであと2時間程度。
・これの繰り返し
セミリタイア後の働き方
セミリタイアするにあたり、これまでのような無計画だと無職になってしまう。
よって早期退職する際には、まずセミリタイア後の仕事を見つけてからと考えてました。
・業務の時間、場所、裁量、相手は自由に決められる仕事。
・これまでのスキルを活かし、スムーズにスタート出来る事。
・報酬はサラリーマン時代の半分もあれば良い。
仕事を探し始めてからすぐ見つかれば良かったのですが、実際は半年近くかかりました。
それでも条件に合う仕事が見つかり、個人事業主として仕事をスタート出来ました。
セミリタイア後の働き方は会社に振り回されない、そんな生き方になりました。
・朝何時に起きても良い。早く寝たなら早く起き、遅く寝たなら遅く起きる。
・ルームウェア（または普段着）のまま、トーストしたパンとコーヒーで朝食を摂る。
・少しネットサーフィンをして、その日の情報収集を行う。
・午前の30分間、好きなタイミングで仕事を少し進める。
・仕事が一区切りついたら、その後はゲームや散歩で好きなように過ごす。
・午後を少し過ぎたタイミングで昼食兼夕食（現在は1日2食生活）を摂る。
・午後も30分間、好きなタイミングで仕事を進め、本日の仕事を終える。
・後は寝るまで自由に過ごす。読書も良いし、動画も見るし、眠くなったら寝る。
・これの繰り返し
セミリタイアはまだ道半ば
私の場合、自分の理想の生き方に近づき、今は非常に満足しています。
ですが、いつ仕事が無くなるのか、このまま資産運用が上手くいくのか。
今は良くても、将来何かの拍子にセミリタイア失敗なんてことも十分あり得ます。
（むしろそうなる事も想定しておく事が大事）
ですが、未来は誰にも分かりません。
不安に思っていても仕方ありませんし、希望を持って生きる方が良いと思います。
これから数年先も今と同じような満たされた気持ちで生きているのであれば、
セミリタイアは成功したと言えるのでしょう。
今は淡々とやるべき事をこなし、セミリタイアを楽しもうと思います。
本日もご購読いただきありがとうございました。
