おこめセミリタイアブログ

30代でサラリーマンを早期退職、現在は個人事業と投資でセミリタイア中の一般人です。

サラリーマン時代の振り返り~20代中編

こんにちは。おこめと申します。

よろしくお願いいたします。

 

吸収合併、増える客先常駐

転職して1年もしない時、突然全社員が社長に呼び出されました。

「この度、会社は〇〇株式会社と合併することになりました」

「皆さんの為と思い決断しました。今後は新たな会社で働いていきましょう」

私はそれを聞いて「会社が大きくなるならいいかも?」「もしかしたら給料上がる?」

なんて考えていました。

 

実際は弱小企業が吸収合併されただけで、給料も当たり前の据え置き。

社長はなんか良さげなポジションを貰い、社内でのんびり(数年後知らない間に退職)。

勤務場所は都市部に移ったおかげで、少しだけ通勤時間は短くなりましたが、

その分満員電車が常態化してしまい、むしろ疲れる具合に。

 

そして、何より変わったのはその業務内容でした。

吸収先の会社はバリバリのSESシステムエンジニアリングサービス)会社。

元々自社開発メインだった元会社の社員もドンドン客先に飛ばされていきます。

中には吸収合併のタイミングで辞めていく社員もいましたが、

こういった会社はどんどん雇っては辞めを繰り返し、循環していくタイプの会社です。

 

私も漏れなく会社とは違う場所にある企業に飛ばされました。

20代の間ずっとその会社に在籍していたので、その間に4~5回は客先が変わりました。

更に仕事内容というと、以前も携わったマニアックな開発ツールでの開発案件。

この開発ツールでの仕事ばかりで、その仕事自体は年を追う毎に慣れては行きましたが、

世間一般でいうプログラム言語は全く付いていけないようになっていました。

エンジニアとしての経験や生命はほぼ絶たれていたという状態でした。

 

それでも毎日仕事はあるし、残業も21時を回っても帰れず、勉強する暇なんて勿論なし。

(今思えば勉強する時間は作れたと後悔しています)

客先に1~2年飛ばされては、会社に戻って社員同士で愚痴を言い合い、また飛ばされる。

給料は一向に変わらず、20代の間で年収が200万円を超えた事はありません。

周りも似たような状況だったので、比較したり疑う事もしてこなかったのです。

 

それでも貯金は増えていた

翻って休日は、学生時代から遊んでいたオンラインゲームの中で過ごす日々でした。

実家にいた事も相まって、とにかく無意識の内に節約が出来ていました。

 

・収入 手取り月12万円

・支出 実家へ月3万円、携帯とネット代で月1万円、オンラインゲームで月1千円

    昼食代は毎日パン2個 or おにぎり2個で月4千円、その他で3千円未満

・貯金 月7~8万円

 

年収200万円未満でも年間約100万円の貯金ができ、気付けば20代で約500万円に。

日雇いバイトの頃のような心配は一旦無くなったな~と少し余裕が生まれた瞬間でした。

今思えばこの時の節約貯金生活が、セミリタイアへと導いてくれたのかもしれません。

こんな低年収でもここまで貯金できた事実がしっかり存在していたのです。

 

このブログはセミリタイアについても綴る予定ですが、まだあまり書けてません。

もうしばらくサラリーマン時代のお話にお付き合い下さい。

 

 本日もご購読いただきありがとうございました。